western electricが存続する1990年代中期まで、合併、分離、親会社が変わる等々色々な変遷歴史が有るわけですが、wire製造業務は早い時期から 現在も残っている A.I.W,corp (American.Insulated.Wire.corporation) 等々に設備や技術共々移設し分離しました、WEの製造機器使用wire、施設ケーブルはこの会社からも多数供給されます。
故 現在ではwestern electricの存在していた時期に製造されていた WE開発、規格wireである限り製造がA.I.W.であっても 正当Western Electric wireと呼ばれています。
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出品wireは 上記A.I.W.純正のもので程度は手持ち未使用のSpool開封出品ですので 程度は極上です。
スピーカーケーブル用途として製造された仕様記号KS-13385 L-1は数種類のサイズがあり、 ケーブルの基調色も数種ありますが、中でも 住宅用途として 使いやすいサイズである16AWG、WE同用途定番カラーである 赤基調のTwin構造です。
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スピーカーcableでの音質差違は使用条件を考慮しsize等選択する限り大きな変化は無いと言えます(私感)、しかし微妙な違いは 間違いなくあり使用機器やスピーカーの能力に合わせ露見します。とかく神格化されるWestern Electric speaker cableですが 私は摩訶不思議で特別なものとは 捉えていません(当たり前ですが)、バランスの良い明確さが魅力と感じています(私感)
──音声帯域を扱う事業からトーキー、音楽帯域を扱う事業が基幹の１つであったWestern Electricにとって 書物を読むと wire１つとっても 素材、材質の研究から始まり、発明は数しれないこと驚きます。さして構造に特徴の無い撚り線wire、しかし 信号周波数が多重に絡む音周波、表皮効果等から来る周波数差によるインピーダンス変化低減の為、撚線の線束間抵抗をメッキの厚みや導体の太さや数をコントロールし理想を求め、漏電流を制御し表皮効果を押さえる技術、変哲の無いように見えるこのwireは被覆材質や構造を含め、膨大な実証実験の結果…そのノウハウの詰まっています。……そのバランス、自然さは 将にWEだから可能だった技術追求の答えなのかもしれません。

────────────────────────── このwireに興味をもたれる方は 構造等の説明も必要ないかと思いますが、一応簡単に説明すると、錫メッキ撚線を腰のあるWE特有の樹脂でカバーし、更に強固にカバーされた綿クロスで覆っています(同用途wireではWE仕様では最後まで使われます)。
販売店ではもう16sizeは希少ではないかと思います。
また日本の業者が 復刻版として 発注したものではありません。
──────────────────────────スピーカーケーブルの太さはアンプ等の機器からの距離により 検討すべきかと思いますが 今回出品はtwinケーブル6mでステレオ使用で片ch3m この16AWGサイズでは適当かと思いますが 仮に5m以上の場合 14AWG、更に距離のある場合は12AWGのほうが良いかと思います(どちらも手持ちはありますので必要であればご相談ください)。

また1m追加等、少し長く必要な場合はご連絡ください。