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私どもは東京で唯一のマランツ7専門店でございます。
この度、ショップオリジナルのマランツ7専用つまみを製作いたしました。この度出品いたしますものはチタン製ボリュームつまみのスタンダードバージョン1個になります。マランツ7もはや60年の歳月を経ましてオリジナルアルミ製つまみも腐食が進み汚いつまみばかりになってまいりました。チタン製つまみは腐食しませんのでいつまでも綺麗な状態を保てるという利点もあります。
トーンボリュームのつまみを当店オリジナルのチタン製つまみ(チタン削り出し特注)に交換いたしますと一段と彫りが深くエッジのたった音になります。オリジナルはアルミ製でそれはそれでソフトな音で良いのですが音の濃さと力強さ、陰影の深さ等の音楽をより劇的にお楽しみになられたい方は是非お試しになられてください。マランツ7には全部で8つのボリュームつまみがついておりますが1個交換するごとにその深みが増していきます。高価なつまみになりますので全て交換したら少々大変ですがボリュームつまみ1個だけでも凄まじい音の違いを感じられると思います。
チタン製ボリュームの種類
当店におきましては2種類のチタン製ボリュームを用意いたしました。
スタンダード : チタンの生地のままの色でオリジナルのアルミを少しグレーがかった感じにした色。プレミアム : チタンをマランツ7のシャンパンゴールドに変色させていますのでゴージャスな感じになります。
つまみを変えたくらいで音は変わらないだろうと思われると思いますが、音の激変ぶりにはきっとビックリされますよ。
写真の3番目4番目は全てのつまみをプレミアムバージョンに取り替えたものですが外観も素晴らしくゴージャスになります。 音の変化も全て交換すると凄まじいものになります。交換前の7とは別物になり今まで一番音がいいと感じていた7が過去のものになることは間違いありません。当店ショールームでご確認されてください。
当店、チタン製ボリュームが JAZZ JAPAN Vol.129(旧スイングジャーナル)でレポートされました。オーデイオ評論家の林正儀氏によるものです。下記にご紹介いたします。
雑誌よりの抜粋です。
今回の取材のハイライトは、なんといってもこの店のオリジナルのチタン製ボリュームだろう。ギリシャ神話の巨人『タイタン』に由来する極めて高強度、かつ腐食せず航空機や宝飾品にも適す物性だ。でも加工が難しいためコストが跳ね上がる。このチタン製ボリュームとオリジナルのアルミ製で聴き比べてみよう。ダイアナクラールの『ライブ・イン・パリ』LPをかけ、アルミとチタンのどちらが勝つか。付け替えたところ、実に興味深い結果となった。単純に白か黒かではなく、さすがにプリアンプの金字塔にふさわしい、現代的なハイファイ性と風格を備えた渋み豊かな音だ。チタンに帰るとボーカルやインストに芯が出て、重心がしっかりとした傾向。音質も極めてクリアに変化する。アルミに戻すとやや彫りが浅く、タッチが柔らかで響きが上質だ。全体に控えめな傾向であるが、ゆっくり味わうことで醸し出される味や雰囲気がどちらにも感じられた。もう一枚はサディ・ハムキのドラムによるピアノトリオだ。こちらは差が極端に出てしまった。オリジナルだと正確なリズムと高いテクニックが、バックプレイとバランス良くまとまるのだが(これはこれで良い)、チタンはバリバリの突出型。ライブのかぶりつきのような野性味剥き出しの演奏ならこれだ。熱量高く、ハイテンションで暴れまくるソロ・プレイを堪能させてくれた。シンバルは真芯を捕らえ、シュッワ~ンと金粉が飛びまくる。これまで多数の試聴室や店などでジャズを聞いてきたが、ここまでリアルな再生音は正直あまり聞いたことがない。
コレクターズハウス東京 http://www.marantz7.jp 担当 田中mail: [email protected]